2012-03-05 第180回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
とにかく水没予定地域の方たち、そしてまた大洲市民の方たちのためにも早急に結論を出していただくことを望みたいというふうに思います。 特に水没予定地域の岩谷地区の住民の方たちは、実に三十年間にわたりこの事業に翻弄されてきました。 当初、ダム建設は、先祖伝来の田畑を奪われ、家や宅地を失って平穏な生活が覆されて、近隣社会が崩壊する現実を想像すると、本当に容易に容認できるものではありませんでした。
とにかく水没予定地域の方たち、そしてまた大洲市民の方たちのためにも早急に結論を出していただくことを望みたいというふうに思います。 特に水没予定地域の岩谷地区の住民の方たちは、実に三十年間にわたりこの事業に翻弄されてきました。 当初、ダム建設は、先祖伝来の田畑を奪われ、家や宅地を失って平穏な生活が覆されて、近隣社会が崩壊する現実を想像すると、本当に容易に容認できるものではありませんでした。
当初の検証委員会の目的というのはダム建設事業の妥当性でございまして、提言を申し入れた時点で一段落をしたわけでございますけれども、その途中、委員会を重ねる中で、実は水没予定地域であります岩谷地区の皆様とお話をする機会がございまして、検証委員会活動とは別の形で政府に申し入れをしていく必要性があると私は判断をいたしまして、実は本日、質問に立たせていただいたわけでもございます。
水没予定地域の方の実際の移転等準備状況をまとめた資料もあるわけでございますけれども、六割に当たる十九戸についてはもう既に準備段階に入っている。中には、補償金を見越して金融機関から借り入れられた、そういったケースもあるんです。返済という意味でも、もう本当に不安な毎日を過ごされている。岩谷地区の平均年齢はもう七十五歳を超えました。もはや一刻の猶予もないという状況に至っております。
○国務大臣(前原誠司君) 熊本県の川辺川ダムの水没予定地域であった五木村でも同じ話をさせていただいたわけでございますが、やはり生活再建の案というのは国が押し付けるものではないと、やはり地域の方々と御相談をしながらまとめていくものだろうと考えております。五木村についてはかなりそういったお話合いをさせていただくような雰囲気というものが出てまいりました。
五月八日 辞任 補欠選任 佐田玄一郎君 平田 耕一君 亀井 静香君 糸川 正晃君 同日 辞任 補欠選任 平田 耕一君 佐田玄一郎君 糸川 正晃君 亀井 静香君 ————————————— 五月七日 新たなタクシー制度の確立を求めることに関する請願(阿部知子君紹介)(第二一八五号) 八ッ場ダム事業の見直しと水没予定地域再生
五五号) 同(細川律夫君紹介)(第一〇五六号) 同(大畠章宏君紹介)(第一〇九九号) 同(菅野哲雄君紹介)(第一一〇〇号) 同(小宮山泰子君紹介)(第一一〇一号) 同(田島一成君紹介)(第一一〇二号) 同(高木義明君紹介)(第一一〇三号) 同(田島一成君紹介)(第一一三二号) 同(照屋寛徳君紹介)(第一一三三号) 同(伴野豊君紹介)(第一一三四号) 八ッ場ダム事業の見直しと水没予定地域再生
同(穀田恵二君紹介)(第四〇六号) 同(塩川鉄也君紹介)(第四〇七号) 同(横光克彦君紹介)(第四〇八号) 同(小宮山泰子君紹介)(第四二四号) 同(安住淳君紹介)(第四五五号) 同(近藤昭一君紹介)(第四五六号) 同(長安豊君紹介)(第四五七号) 同(伴野豊君紹介)(第四五八号) 同(桝屋敬悟君紹介)(第四五九号) 同(階猛君紹介)(第五〇八号) 八ッ場ダム事業の見直しと水没予定地域再生
そしてまた三点目は、これは一番切実な問題ですけれども、水没予定地域の方々ですね。そこに生活されておられる方々、この方々に対して事業者としてどう対応していくのかという問題でございます。 私も現地に行かせていただきましたけれども、もう水没するということになりますと、家屋に手を入れるようなことを、これは普通に考えてもしない。
そしてもう一つ、大事なのは、水没予定地域の皆さんですよ。これは個人の問題ですよ。個人の生活を変えたんですよ。個人の生活を変えたんじゃないんだよ、個人の人生を変えたんですよ。国が個人の人生まで変えてしまったんですよ。そのことについて、ここで私が何遍質問しても答弁できないというのはおかしいんじゃないですか。
それから、地元の問題の二点目は、やはり水没予定地域の皆さん方の問題です。 これはもう大変大きな問題でございまして、私も地元の人と話をしましたけれども、本当に長い間、地域を二分するような議論の中でやってきた。そして、お国がすることだしというようなことの中で、地域のことも考えてこのダムに賛成をしていこうということで、皆さん意思統一をやってこられたわけですね。
この協議会の中には、先ほどは省略いたしましたが、紀伊丹生川ダム水没予定地域関係住民からの要望の対応に関すること、単に地域振興対策ということだけではなくて、そういったことも扱うこととしておりまして、現に、先ほど協議会、幹事会の進行状況を申し上げましたが、そういったものの中にも既にいろいろな問題が出てきております。
簡単に申し上げれば、水没予定地域の皆さん方、住民の皆さんは、もう二十四年間も、畑にも手を入れない、山にも手を入れない、家にも手を入れないというような荒れ放題です。それから、地元の市町村もこういう問題にかかわって本当に経費をたくさん使ってきているわけですね。あるいは、これからの地域振興のお話を地元にもしてきているわけです。さまざまな費用を使ってきた。
また、実際問題としまして、これを踏まえまして、上流の水没予定地域の居住者への家屋に対する補償、あるいは土地、作物等に関する補償もほぼ完了しているというふうに認識をしております。
○参考人(篠沢恭助君) 貯水の開始時期につきましては、この補償手続の進捗状況を踏まえて水没予定地域住民に十分な、更に十分な配慮を行いつつ、フィリピン政府及び実施主体の側で慎重に判断を行うという問題であると思っております。 しかし、本行といたしましても、フィリピン政府や実施主体に対してこの貯水に関して諸般の事情を十分勘案して慎重に判断するよう伝えているところでございます。
そして、水没予定地域の住民の皆さんへの移転補償費でありますとか、あるいは取りつけ道路、この設置費、こういったものに大体どれぐらいお金がかかっているのか。そしてさらに、これからそれらのものすべて事業執行済みの場合、すべて事業を執行した場合、総予算は幾らなのか、これはダムの本体の費用も含めてですね。
それをそうやってあの手この手でやりまして、とうとうあと水没予定地域に一人か二人残すだけにしてしまった。こういうようなやり方で、私は一これは民主主義という問題もあります。人の人権とか人格とかいう問題もあります。こういうようなやり方で一体やっていいのか。ただつくることが目的なのか。ダムというものは何か口実を、まあ全部が全部とは言いませんが、つけてつくればいいのかという問題ですね。